欠けている仏さまをこよなく愛する集団「欠け佛部」(部員一名)の部長によるBLOG
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9月はじめ。まだ残暑激しいこの頃、欠け佛部部長は愛媛県松山市を訪れていました。
なぜかって?
松山に住む妹(20)に会うためさ!
シスコンなのさっ!!
そんなこんなで、夜行バスで大阪から松山市へ。
丁度台風がきており、通常ルートが使えなかったので、しまなみ街道をつかって行きました(揺れる揺れる
嵐のしまなみ街道をシスコンパワーで乗り切り、松山に到着。
朝から、妹の部屋に乱入。
まだ寝てる妹を叩き起こして開けてもらい、シャワーを奪い (ほんとにシスコンなのか…?)朝ご飯を食べたあと、すぐに出発。
目指すは、欠け佛さまたちがおられる庄薬師堂です!
そう、シスコン旅行とは仮の姿…。
本当は欠け佛部活動のための遠征だったのです!!
(シスコンのマスクべりべり。下から欠け佛部部長の顔が)
いや、妹に会うのがメインなんですけどっ
ちゃんとシスコンですし!昼からは妹と遊ぶ約束しましたしっ!
でも欠け佛部部長でもありますしっ!
(どうでもええがな・・・)
松山市駅から、電車で伊予北条駅へ。
そこから、海と反対の方向へてくてく歩いて30分くらい。
(バスはありますが本数がない)
(車かタクシーを使うことをおすすめします)
畑の中に、小さなお堂を発見!!
庄薬師堂だっ!
庄薬師堂
拝観料:志納
写真撮影OK
拝観予約:必要
管理をされている十輪寺のご住職(ダンディで美声)とお堂の前で待ち合わせて、いざ中へ。
欠け佛部一行(一名)を待ち受けていたのは・・・
42躯の欠け佛さま群!(と薬師さま)
全体
上手
下手
ダンディで美声なご住職によって、お寺の歴史や仏さまたちの解説がはじまります。
関西出身ということで、とても話し上手でノリのよい方でした!
十輪寺
かつては十二坊を数える、大きなお寺さんだったそうです。
しかし、明治に入ると廃仏毀釈の運動が起こり、このお寺も廃れました。
お堂は次々と廃坊となり、仏様たちは持ち出され、売られたり、薪として燃やされたり。
そして、生き残って行き場を失った仏様たちが、なんとか残った薬師堂へ集められたのでした。
現在は鍵が取り付けられ、きちんと管理されていますが、それも近年のこと。
数十年前までは、出入り自由で、子どもたちの良い遊び場だったとか。
欠け佛さまで遊んだり、薬師さまの薬壷でサッカーしたりということもあったとか…。
なんか・・・
なんか、悲壮感がない! 牧歌的!
こちらは収蔵庫ではない、いわば現役の薬師堂。そこに欠け佛さまたちも同席しておられるという不思議な状態ですが、これは教育委員会の人々によって並べられたものなのだとか。
なるほど~!
現在欠け佛さまは42躯ですが、以前はもうちょっとあったのだとか。
盗難被害にもあったそうです。
ちなみに本尊である薬師如来さまも凄いお方で、由来が伝説として残っているのですが・・・欠け佛ではないので割愛します!!!
気になるひとは調べてみてネ☆
ん? 顔が書いてある・・・?
ご住職「ああ、それは昔の子ども達が描いて遊んだんでしょう」
!!!
いろんな仏様(と思われる)がおられます・・・!!
天部、でしょうか?
太ももの感じがなんかいい!
原型すら留めていない・・・
超密度な欠け佛さま空間・・・。
でも、痛ましい気持ちは薄くて、どこかのんびりとした空気が流れていました。
もしかしたら、仏さまを敬うとか憎むとかではなく、この地の人々が生活や遊びの中で欠け佛さまを生み出していったという、どこか気の抜けたエピソードのためかもしれません。
さて、薬師堂を出た部長は、妹に会うために松山市街に戻・・・る前にもう一箇所!
薬師堂の前に立つ、収蔵庫。
こちらの中で部長を待ち受けるのは、一体・・・??
【次回「妹か欠け佛か、それが問題だ! 2
~庄薬師堂の収蔵庫~」をお楽しみに!】
なぜかって?
松山に住む妹(20)に会うためさ!
シスコンなのさっ!!
そんなこんなで、夜行バスで大阪から松山市へ。
丁度台風がきており、通常ルートが使えなかったので、
嵐のしまなみ街道をシスコンパワーで乗り切り、松山に到着。
朝から、妹の部屋に乱入。
まだ寝てる妹を叩き起こして開けてもらい、シャワーを奪い (ほんとにシスコンなのか…?)朝ご飯を食べたあと、すぐに出発。
目指すは、欠け佛さまたちがおられる庄薬師堂です!
そう、シスコン旅行とは仮の姿…。
本当は欠け佛部活動のための遠征だったのです!!
(シスコンのマスクべりべり。下から欠け佛部部長の顔が)
いや、妹に会うのがメインなんですけどっ
ちゃんとシスコンですし!昼からは妹と遊ぶ約束しましたしっ!
でも欠け佛部部長でもありますしっ!
(どうでもええがな・・・)
松山市駅から、電車で伊予北条駅へ。
そこから、海と反対の方向へてくてく歩いて30分くらい。
(バスはありますが本数がない)
(車かタクシーを使うことをおすすめします)
畑の中に、小さなお堂を発見!!
庄薬師堂だっ!
庄薬師堂
拝観料:志納
写真撮影OK
拝観予約:必要
管理をされている十輪寺のご住職(ダンディで美声)とお堂の前で待ち合わせて、いざ中へ。
欠け佛部一行(一名)を待ち受けていたのは・・・
42躯の欠け佛さま群!(と薬師さま)
全体
上手
下手
ダンディで美声なご住職によって、お寺の歴史や仏さまたちの解説がはじまります。
関西出身ということで、とても話し上手でノリのよい方でした!
十輪寺
かつては十二坊を数える、大きなお寺さんだったそうです。
しかし、明治に入ると廃仏毀釈の運動が起こり、このお寺も廃れました。
お堂は次々と廃坊となり、仏様たちは持ち出され、売られたり、
そして、生き残って行き場を失った仏様たちが、なんとか残った薬師堂へ集められたのでした。
現在は鍵が取り付けられ、きちんと管理されていますが、それも近年のこと。
数十年前までは、出入り自由で、
欠け佛さまで遊んだり、
なんか・・・
なんか、悲壮感がない! 牧歌的!
こちらは収蔵庫ではない、いわば現役の薬師堂。
現在欠け佛さまは42躯ですが、以前はもうちょっとあったのだとか。
盗難被害にもあったそうです。
ちなみに本尊である薬師如来さまも凄いお方で、由来が伝説として残っているのですが・・・欠け佛ではないので割愛します!!!
気になるひとは調べてみてネ☆
ん? 顔が書いてある・・・?
ご住職「ああ、それは昔の子ども達が描いて遊んだんでしょう」
!!!
いろんな仏様(と思われる)がおられます・・・!!
天部、でしょうか?
太ももの感じがなんかいい!
原型すら留めていない・・・
超密度な欠け佛さま空間・・・。
でも、痛ましい気持ちは薄くて、どこかのんびりとした空気が流れていました。
もしかしたら、仏さまを敬うとか憎むとかではなく、この地の人々が生活や遊びの中で欠け佛さまを生み出していったという、どこか気の抜けたエピソードのためかもしれません。
さて、薬師堂を出た部長は、妹に会うために松山市街に戻・・・る前にもう一箇所!
薬師堂の前に立つ、収蔵庫。
こちらの中で部長を待ち受けるのは、一体・・・??
【次回「妹か欠け佛か、それが問題だ! 2
~庄薬師堂の収蔵庫~」をお楽しみに!】
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欠け佛さまに会うこと
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大阪に住む欠け佛好きな人。
好きなものは三つ。妹と鬼と欠け佛。
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